ドイツ食文化についてのイメージは日本国内では少しステレオタイプ的ではないでしょうか。ソーセージ、ビール、ザーワクラウト… ドイツの食文化の有名な郷土料理やハーブの使い方、粉もんの豊かさと野菜料理、豆類料理など、まだ日本では広く知られていない気がします。
ドイツの食文化が大きく変わったのは、約1000年前、ドイツの女性修道院長、研究家、医師、天才的な人物のヒルデガルト・フォン・ビンゲンの時です。
「食べるものは体を治すか体を壊すか。」とヒルデガルトは考えました。そこから、ドイツに育つハーブとスパイスの効果を分析して、料理に使うことを進めました。特に、伝統的なドイツ菓子に必要なものは体を温めてくれます。
現在、ドイツ人の人気1位のクリスマス菓子はレプクーヘンです。スパイスとハーブがたっぷり入っている冬の間に体と心を温めてくれるドイツクリスマス菓子、ドイツの食文化の大切な一部です。
中世ドイツの医師・修道院長のヒルデガルトに興味のある方、ヒルデガルト関連ワークショップをご確認ください。