ザンクトマーティンの日 inドイツ

ドイツのお祭り 11月11日:サンクトマーティンの日(聖マーティンの日)=Sankt Martin, Martinstag 

11月・NOVEMBERの主な伝統行事・祭・しきたり・祝日 

目次・Ihnalt

1) ザンクト・マーティンの日(祭り)とは
2) ザンクト・マーティンの歴史
3) ザンクト・マーティンの料理:「マーティンのガチョウ料理」
4) 聖マーティンのパン「ヴェックマン」 
5) ザンクトマーティンの行事・ランタン列・マーティンの火

ザンクトマーティンの日とは

11月11日はドイツの一部で「ザンクト・マーティン又は聖マーティンの日又はサンクトマルティンの日」です。ザンクト・マーティン祭は、マーティンという修道僧を祝うお祭りです。

聖マルティヌスの日は、聖マルティヌスを記憶するキリスト教の聖名祝日の一つです。「聖マルティヌス」に対するドイツ語の表記は「聖=(サンクト)マーティンの日」「サンクトマーティン」などとも呼ばれています。

ザンクトマーティンの歴史

聖マーティンのことは、ドイツ、スイス、オーストリア、オランダなどの多くの子供たちに知られています。ザンクト・マルチン(聖マルチヌス)は紀元後316年、ローマ軍の兵士を父に現在のハンガリーにある地域で生まれました。お父さんの希望で若い時ローマ軍の軍人となりました。

伝説によると、ある寒い日に、マーティンは破れた服を着た貧しい乞食に出会いました。乞食は彼に助けを乞い、軍服のマントを着ていたマールティンは、剣で自分のマントを2つに切り、半分を乞食に分け与えました。その出来事の後、マーティンはキリスト教の信者になりたいという希望を持って早くローマ軍を辞めて、キリスト教の洗礼を受け、神学的な活躍を始めます。聖マーティンは貧しい人や除け者にされた人を助けました。

ザンクト・マーティンの祭りは19世紀に中央ヨーロッパで広がりました。

ザンクト・マーティンの料理:「マーティンのガチョウ料理」

聖マーティンとのガチョウとのつながりの仮説と伝説は複数あります。現在、ドイツではザンクトマーティンの日の伝統的な食べ物は「ガチョウ料理=Martinsgans」:ガチョウに赤いキャベツ、パン粉の団子又はジャガイモの団子です。

サンクトマルティン

 

聖マーティンのパン「ヴェックマン」

ザンクト・マーティンの時期からクリスマスや1月にかけて独特な人型のパン=Weckmann(ベックマン、ウェクマン、ヴェクマン)又はマーティンスベク=Martinsweckと呼ばれます。ヴェクマンの他の名前は下記の通りです。

シュトゥテン・ケルル=Stutenkerl
クラウゼンマン=Klausenmann
グレッティマア=Grättimaa
グリッティベンツ=Grittibänz
ダムベダイ=Dambedei
ヴェクボッベ=Weckbobbe
クラムプス=Krampus
プーマン=Puhmann

ザンクトマーティンの行事・ランタン列・マーティンの火

ザンクトマーティンの祭りに子供達が自分たちで作った「ランタン=Laterneを手に行列を作って、歌を歌いながら歩きます。

1) 手作りランタン

2) 子供達の行列 

3) 子供達の歌うザンクトマーティンの歌=Martinslieder

4) 赤いマント姿のマーティン役の大人が馬に乗って、マーティンを演じます

5) 子供達に人間の形のWeckmann(ベックマン、ウェクマン、ヴェクマン)又はマーティンスベク=Martinsweckを配られます。

6) 最後に世界が明るくなるように、皆で大きな火を楽しみます。

サンクトマルティン・ドイツ
デュッセルドルフにてサンクトマーティンの日、1905年。 H.ヘルマンヌス氏の作品

 

 

ドイツでは11月11日は祝日ではありません!

ドイツ伝統についてもっと知りたい方、『ドイツ伝統文化講座』にお越しくださいませ。