アニス 古代文明のハーブ

アニス 人類史で最も古いハーブの一つ

長い歴史のある古代文明のハーブ・スパイスのアニスがクリスマス菓子やパンに使われています。中華料理の有名なスパイス・スターアニス(八角)と香りは似ていますが、アニスはセリ科、スターアニスはマツブサ科です。

「アニスは心を喜ばせてくれる」”Anis erfreut die Seele”
ーヒルデガルト・フォン・ビンゲンー

アニス・アニスシード

別名 

セイヨウウイキョウウ=西洋茴香

学名 PIMPINELLA ANISUM

科目 

セリ科

名前の起源・由来

(仮説)
「アニス」の由来仮説:古代ギリシャ語 ἄνηθον (anēthon)アネソン・アネトン・意味=香り

利用する部位 

主に種子

原産地・栽培地域 

ヨーロッパ(地中海)、南ロシア、中東地域、北アフリカ、パキスタン、中国、チリ、メキシコ、アメリカ

作用 

鎮咳 消化促進 消臭 鎮痙、利尿、更年期障害の対策

香り 

強く甘い香り

アロマチックな味。少々甘い、少々辛い

使い方

パン、クッキー、デザート、魚介類、(白身)肉、リキュール
ドイツ語圏でクリスマス菓子によく使われています。写真:ドイツの代表的なクリスマス菓子の一種:手作りアニスクッキー(アニス・プレツヘン =Anisplätzchen)

アニス・簡単すぎレシピ

幸せの茶:好きな温かいお茶・紅茶・ハーブティーなどに小さじ1/2のアニスパウダーを加えて、混ぜながら飲むだけで、口と喉がスッキリして、 冷えた体を中から温めてくれるアニス湯です。

注意

下記のアレルギーのある人は、アニス成分に注意が必要です!
アニス
クミン
コリアンダー(パクチー)
アスパラガス
フェンネル
カバノキ科の植物花粉
セリ科

2020年冬版のヒルデガルト雑誌のハーブ・スパイスの主役ハーブは【アニス

アニクッキー・ドイツクリスマス菓子  

アニスシード
アニスシード とお米のサイズ比較

間違った変な日本語がありましたら、大目に見てください:)日本語の文章を書くより話す方が得意な私ですが、ブログでドイツの知恵と豆知識、観光、外国語の情報を伝えていきたいと思います。

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